SSブログ

○ 日本国内・星雲星団カタログ探索 ☆1 [電子観望観測(星雲星団彗星)]

星雲星団カタログ~ メシエカタログが一番有名です。

1770~1780年代に編纂された110個の星雲星団、
8㎝クラスの小口径で眼視可能であり、入門者にとって
とても便利なカタログです。

メシエカタログ
当初の目的は、本人の彗星捜索等でしたが、その後20~
21世紀においては、広く観望リスト等として活躍しています。


日本においては、アマチュア天文家による「 新彗星大国 」
の始まりとなった1960年代以降、関氏、多胡氏 etc による
更に詳細な、新しい星雲星団カタログが発表されました。

彗星と紛らわしい、微光の星雲星団等、300個以上のカタログ
は第1級の資料です。

「 星雲星団マスター 」中野繁氏の観測リスト
短焦点反射の移動撮像の始祖、古田氏の撮像リスト etc も、
素晴らしいものです。

星雲星団・撮像マニアにとっても、これらのカタログ等は
対象選択時において、大きな指針となります。


IMGP9955ms2.jpg

彗星捜索者として、世界的レジェントの関勉氏。

著作は極めて多く、自費手版を含めで、数10冊以上。
一般には、「未知の星を求めて」が有名ですが・・

彗星捜索者・観測者にとって、バイブル的書籍は、
誠文堂新光社、ガイドブック・シリーズの内の1つである
彗星ガイドブック。1976年初版。

彗星捜索の実戦的なノウハウ等、様々な情報が満載ですが
中でも特筆すべき資料は、「 関カタログ 」でしょう。

メシエカタログと同様に、彗星捜索者にとって極めて重要な
星雲星団カタログとなっています。


IMGP9957ms2.jpg

関カタログ( seki catalogue )1976

312個の星雲星団等
約半数が、系外銀河です。

ほぼ全てのメシエ天体+NGC天体で、約 95%
名前の無い小さな散開星団等、約 5%

最小等級、約 11等級
15cm反射・コメットシーカー等で確認出来る対象です。


(参考資料)

関勉氏・オフィシャル
http://www.sekitsutomu.com/archives/35121547.html



続く・・ (`・ω・´)

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
☆ はじめちゃん@望遠鏡工房 twi ★
https://twitter.com/hajimechan0001
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント