SSブログ
星祭り・イベント等 ブログトップ
前の10件 | -

○ 佐賀県立・宇宙科学館、天文祭 2023 ☆1 [星祭り・イベント等]

banner2023ms.jpg

伝統の星まつり・・
佐賀県立・宇宙科学館(ゆめぎんが)、第15回 天文祭 2023 ☆★

11月18日(土)開催されました。
https://www.yumeginga.jp/330_observatory/observatory_starfes20231118.html

協力:
「スターパーティ in 白木峰 」実行委員会
八女星野・星の文化館天文クラブ ティコ etc

記念すべき、第1回・天文祭 2009 から、15回連続開催です!


今年も、かなり怪しい天気予報でしたが・・
天気に恵まれて、月、土星+木星、
星団星団、重星 etc が美しく眺められました。

気流(seeing)5-6/10 前後。
気温は低め、山沿いは初雪 ><

場所は、第二駐車場 (科学館正面) での開催。
(路面が安定しており、好評でした)

約 20台の、特製の望遠鏡等が沢山並び、壮観でした。


IMGP9841ms.jpg

一般望遠鏡

タカハシ FSQ-85
タカハシ FC-100
タカハシ μ-210

笠井、NINJA-400
Celestron -C11
EV-scope 110mm
etc

その他、自作望遠鏡

沢山の望遠鏡、双眼鏡等が揃い、一般からマニア迄、参加者全員
で楽しめるような、豪華布陣でした。

ここ数年、星祭り電子化ムーブメントに関し、いろいろ議論も
ありましたが・・

今年は、最新式の電子観望+伝統的な眼視観望のコラボレーション
が上手く機能し、ギャラリーからも好評だった模様です。※1


小口径・アポクロマートの活躍も見られました。

特に、タカハシFSQ-85+エクステンダー+古典的アイピース。
スペシャル・ラムスデン等、比類なきシャープネスで、こちらも
眼の肥えたベテラン観測者を唸らせる結像でした。
新発売の、タカハシ TPL アイピースも好評?でした。

また、話題の顕微鏡用アイピース。
ニコン 12.5 mm は、シャープネス+像面フラット性能が卓越
しており、美しい視野でした。


また、短焦点ニュートン+バローレンズ+古典的アイピース
の結像も、かなり良好な事が判別しました。

超広角アイピースからの回帰が、新しいムーブメントになるかも
知れません・・( 来年以降はどうなる? )


※1
伝統的な眼視スタイルの方が、ナマの臨場感が
あるとの感想もありました。

来年は、臨場感のある電子観望がテーマとなりそう?



続く・・ (`・ω・´)  

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm

☆ はじめちゃん@望遠鏡工房 twi ★
https://twitter.com/hajimechan0001
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

〇 九州・大観望会(星宴)2023 ☆2 [星祭り・イベント等]

11月1日、16時~

天文ハウス・TOMITA(トミタ)主催
https://www.astroshop-tomita.com/seien-basic

福岡県八女市星野村、星の文化館(天文台)星の広場
https://www.hoshinofurusato.jp/information/archives/530

天候もまあまあ恵まれ、盛況でした。参加人数100人超。
同会場では、久しぶりの3回目の開催です。


IMGP9776ms.jpg


○ 話題の電子観望、会場各所でパワーUP

星宴(九州大観望会)2019 
では、電子観望ツール使用は、hajimechan を含めて
僅かなマニアのみでしたが・・

2021年から、急激にユーザーが増加。
CMOS素子サイズも、一気にM43~APS-Cサイズと、
ラージフォーマット +高性能化が著しい状況でした。

電子観望用の架台は、Sky Watcher 経緯台使用が多く、
口径・6~10㎝ 前後の小中口径を使用したシステム
中心でしたが・・

2023年、とうとうビックバンを起こした様なパワーUP!

上写真の様な、大口径アポクロマート(15㎝)+ 複数モニター
架台も、中大型赤道儀での精密2軸オートガイド etc

その他、プラネタリウムソフト等を使用した、マルチ画像演出 etc
一気に、エンターメントのレベルとなりました。

モニターの解像度(4K対応?)
彩度共に向上し、情報量自体が益々増加しつつあります。


IMGP9782ms.jpg

○ タカハシ TOA-130、FC-100DZ etc 最高機種!

良好な透明度・気流(seeing7+)に恵まれ、
様々な口径の高性能鏡筒を見る機会に恵まれました。
対象は、月・木星土星・近接重星等

口径.40~150 mm、アポクロマート等
口径.80~400 mm、ニュートン反射等

合計、約 20本

テスト倍率は、200~400倍、
かなりの高倍率領域です。


○ FC-100DZ ( ゼロ機 ※1)

TOE-4.0 mm → 200x
TOE-3.3 mm → 242x
TOE-2.5 mm → 320x

200x 
余裕がある倍率域

242x
土星
→ 明るさはそれ程落ちず、カシニも極めてシャープで明瞭
木星
→ 中央縞の擾乱(フェストーン)も明瞭

320x
月面(月齢18)
→ 充分な明るさで、コントラストはかなり高い。
  微小クレーター等の検出能力も。
近接重星(ことε)
→ ジフラクションリングは明瞭、2星の間隔が広く感じる。


242~320倍
明るさは控えめながら、極めてシャープ & しっとりとした質感。
集中すると、どこまでも見えてくる感触。
-
クランプに余裕で手に届く利便性。

アポクロマート・マニア評価は、ナンバーワン! ☆★

なお、TOE アイピースは従来型アイピースと比較し、
シャープネス+視野の均一性が高く、極めて良好な見え味。

※1

今回のデモ鏡筒
FC-100DZ、刻印なしの特別鏡筒?(通称・ゼロ機)

(参考) 2019 テスト記事

○ 九州大観望会 ☆ 4(タカハシ特集 etc)
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2019-10-12


続く・・ (`・ω・´)

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
☆ はじめちゃん@望遠鏡工房 twi ★
https://twitter.com/hajimechan0001
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

〇 九州・大観望会(星宴)2023 ☆1 [星祭り・イベント等]

11月1日、16時~

天文ハウス・TOMITA(トミタ)主催
https://www.astroshop-tomita.com/seien-basic
福岡県八女市星野村、星の文化館(天文台)星の広場
https://www.hoshinofurusato.jp/information/archives/530

天候もまあまあ恵まれ、盛況でした。参加人数100人超。
同会場では、久しぶりの3回目の開催です。


IMGP9733ms.jpg


会場は、福岡県八女市東部、広大な森林・高原の中にある、
美しい星空の天文台、温泉、キャンプ+、の複合施設です。
(天文台はツインドーム、口径 100/65 cm)

星空のレベルは高く、SQM平均値、21.0前後(極値、21.4 前後)

☆ 光害マップ (lightpollutionmap)
https://www.lightpollutionmap.info/#zoom=13.57&lat=33.2441&lon=130.7611&state=eyJiYXNlbWFwIjoiTGF5ZXJCaW5nUm9hZCIsIm92ZXJsYXkiOiJ3YV8yMDE1Iiwib3ZlcmxheWNvbG9yIjpmYWxzZSwib3ZlcmxheW9wYWNpdHkiOjYwLCJmZWF0dXJlc29wYWNpdHkiOjg1fQ==

メーカー等のブースも盛況でした。
・タカハシ
・ビクセン
etc

夜は、実機(望遠鏡等)のデモもあり、最高機種 (TOA-130、FC-100DZ etc)
の性能を体験出来ました。


IMGP9727ms.jpg


今回は、新型コロナも落ち着き、
九州北部(福岡・佐賀長崎大分熊本)を中心に、日本各地から
コアな天文ファンが集まりました。

一番遠くの参加者は、関東から何と新幹線で!

望遠鏡(鏡筒)数、約 50台

・話題の電子観望、会場各所でパワーUP
・大口径ドブソニアン、健在(MAX・40 ㎝!)
・タカハシ TOA-130、FC-100DZ etc 最高機種!

天文マニアも、垂涎の大布陣でした。


IMGP9729ms.jpg


メーカーブースの目玉は、やはり「 タカハシ 」

最高機種 (TOA-130 ) の性能は素晴らしく、
至高のシャープネス・コントラストを発輝していました。

木星、土星、月面等、濃淡のグラデーションが素晴らしく、
極めて滑らかで鮮やかな色味は、他の追従を許さないレベルです。

その他、13~15㎝クラス大口径アポクロマート鏡筒
(TMB、ZWO etc) が、多数展示されていました。

一方、10㎝クラスの高級アポクロマート(タカハシ FC-100DZ)
も、大口径に見劣りしないシャープネスの尖鋭像を見せていました。

新・カタログも沢山用意されていました。

(参考)

〇 九州・大観望会(星宴)特設サイト
https://www.astroshop-tomita.com/seien-basic
https://twitter.com/Tomita_Seien

〇 九州・大観望会 2022
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/archive/202210-1


続く・・ (`・ω・´)

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
☆ はじめちゃん@望遠鏡工房 twi ★
https://twitter.com/hajimechan0001
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

○ 佐賀県立・宇宙科学館、天文祭 2022 ☆1 [星祭り・イベント等]

tenmonsai-2022.jpg

伝統の星まつり・・

佐賀県立・宇宙科学館(ゆめぎんが)、第14回 天文祭 2022 ☆★

12月10日(土)開催されました。
https://www.yumeginga.jp/330_observatory/observatory_starfes2022.html

協力:
「スターパーティ in 白木峰 」実行委員会
八女星野・星の文化館天文クラブ ティコ etc

記念すべき、第1回・天文祭 2009 から、14回連続開催です!


今年は、かなり怪しい天気予報でしたが・・

当日は天気に恵まれて、土星・木星・火星、その他星団、重星 etc が
美しく眺められました。 気流(seeing)4-5/10 前後。

場所は、第二駐車場 (科学館正面) での開催でした。
(路面が安定しており、好評でした)

約 15台の、特製の望遠鏡等が沢山並び、壮観でした。
スタッフ20名+、お客さま100名+ で賑わいました。


IMGP8851mf.jpg

自作望遠鏡、

15㎝F12(fl.1800mm) 超長焦点ニュートン
13㎝F5(fl.650mm)  短焦点ニュートン
8㎝F5(fl.400mm)   短焦点ニュートン

一般望遠鏡

タカハシ FSQ-85
タカハシ μ-210

笠井、NINJA-400
BLANCA-125 SED
EV-scope 110mm
etc

沢山の望遠鏡、双眼鏡等が揃い、一般からマニア迄、参加者全員
で楽しめるような、豪華布陣でした。

特に、自作望遠鏡群は、マニア垂涎仕様? な感じでした。

2年前は、電子観望スタイルが数多かったものの・・
(昨年は雨天)

今年は、大半がクラシックな眼視観望に戻り、伝統的なスタイル
を楽しめ、ギャラリーからも好評だった模様です ※1


自作望遠鏡で特筆すべきは、15㎝F12(fl.1800mm)純ニュートン。
超長焦点仕様、鏡面も自作研磨です。

惑星スペシャル的な様相。高倍率眼視・シャープス特化の光学系は、
眼の肥えたベテラン観測者を唸らせる結像でした。

超長鏡筒を支える、タカハシ EM-200 の堅牢さも見事でした。


IMGP8846ms.jpg


小口径・アポクロマートの活躍も見られました。
特に、タカハシFSQ-85+エクステンダー+古典的アイピース。

スペシャル・ラムスデン等、比類なきシャープネスで、こちらも
眼の肥えたベテラン観測者を唸らせる結像でした。


また、短焦点ニュートン+バローレンズ+古典的アイピース
の結像も、かなり良好な事が判別しました。

超広角アイピースからの回帰が、新しいムーブメントになるかも
知れません・・( 来年以降はどうなる? )


※1
ここ数年の、星祭り電子化ムーブメントに関し、いろいろ議論も
ありましたが、伝統的な眼視スタイルの方が、ナマの臨場感が
あるとの感想が多い感触でした。


続く・・ (`・ω・´)  

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm

☆ はじめちゃん@望遠鏡工房 twi ★
https://twitter.com/hajimechan0001
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

〇 白木峰・スターパーティ2022 秋 ☆1 [星祭り・イベント等]


10月29日(土)、白木峰スターパーティー
http://welovestarparty.g3.xrea.com/
https://m.facebook.com/welovestarparty

スターパーティ in 白木峰は、約 25年間、年3回のペース
で行われている、恐らく日本で一番開催回数の多い、星祭りです。

自治体・メーカー等主催の星祭りと違い、ほぼ純然たる愛好者
のみの星祭りです。

九州中から、約 50名 の参加でした。 


IMGP8592ms.jpg


会場は、広い駐車場で、大半が自家用車での参加です。

29日(土曜日)夕方、美しい夕日を眺めながら、望遠鏡等
を設置。星等が見え出すのを待ちます・・

当日の空は、SQM21弱 
天の川銀河も、良く見える環境でした。

当日は、やや風が強く、寒い環境でしたが、
ほぼ一晩中快晴でした。※1


望遠鏡は、約 20台。様々なタイプのものが揃いました。

40cm超、大口径の反射(ドブソニアン)、約 3台。
5~10cmクラス、屈折レンズは、7~8台位の参加。

CMOSカメラ(電視システム)も、7~8台位と
大きく増加していました。


さて、強風対策について・・
2つ+ の知見が得られました。

・鏡筒が短いと、効果バツグン!
・システム全体が低いものも、効果バツグン!


望遠鏡の震動に関し、極めて丈夫な架台であれば、ある程度の
耐風性能はありますが、通常の架台の場合、上記の知見に基づき
対策する必要があります。


IMGP8590ms.jpg


主な機材は、やはり Ten 氏の
タカハシ、FSQ-85 +P2 赤道儀システム

もはや北部九州の星祭りのおける、定番中の定番? 機材でしょう。
やや悪い気流の中、シャープな星像を見せていました。

傍の、ニコンEDスコープも、極めてシャープ&ハイコントラスト
な像質を見せていました。

40cm ドブソニアン2台(Ninjya 400)

こちらも定番中の定番機材。
悪い気流の中、奮闘されていました。

春夏期のスターパーティーでは、大活躍する機材です。


※1
独立峰に近い裾野の、白木峰高原。

春夏シーズンは、驚異的なシーイングに恵まれる時も
多いのですが・・

秋シーズンは、北東の風が吹く時、条件が悪くなります。


(過去開催レポ)

〇 白木峰・スターパーティ2019 夏 ☆3
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2019-08-14


続く・・ (`・ω・´)  

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

〇 九州・大観望会(星宴)2022、SP2 ☆ [星祭り・イベント等]

〇 九州・大観望会(星宴)2022、SP1 ☆
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2022-11-05
・・の続きです。

会場で一番人気の、タカハシ・TOA-130 DEMO
その横で、ひっそり佇む、スターベース80・アクロマート。

密かに、眼視マニアの人気を集めていました。

80 /800mm(F10)のスペック
アイピース、約 130倍(6mm)+中倍率アイピース
が付属します。


IMGP8402ms2.jpg


写真の通り、TOA-130と比較すると、
かなり小じんまりな筐体。

手軽に振り回せる印象でした。

アクロマートの設計は、新型に近い雰囲気? ※1
青滲みが少なく、スッキリした画質です。

普通のアポクロマートに近い色彩です。
シャープネスは高く、高倍率用にも振った感じです。


二重星においては・・
こと座ダブルダブルが余裕で分離
ジフラクションリングが細くシャープ。

木星においては・・
大赤斑は余裕で確認。
中央縞のフェストーンも確認。
色彩も豊富。


通常の観望には、充分な性能。
赤道儀に載せで、コンバーションレンズを上手く使えば
電子観望用途にも使える感触でした。

通常の入門用アクロが、Fl.900mm 前後ですので、
100mm の短さが、より機動性を高めているのでしょう。

星祭り用の望遠鏡としても、充分な性能でした。


なお、スターベース80サイド

K氏の6cm+ コレクション (FOA-60、FC-65、五藤 65mm) 
3本が設置され、こちらも興味深い星像を見せていました。

3本共に、小口径とは思えないシャープネスでしたが・・
スターベース80の口径に、解像度(分解能)比較で、
やや負けているかな? な感触でした。


※1

新型アクロマートに近いので、
主線(deF)3色と、赤C線のピント位置が
やや乖離した印象です。

月惑星、重星の高倍率観望は、赤滲みが出る位置

≒ 主線(deF)3色のピント位置、においてシャープな像です。


(参考) スターベース東京
https://starbase.hatenablog.jp/entry/2021/08/10/112641

〇 九州・大観望会(星宴)特設サイト
https://www.astroshop-tomita.com/seien-basic
https://twitter.com/Tomita_Seien
https://twitter.com/hashtag/%E6%98%9F%E5%AE%B42022?src=hashtag_click

(動画等)
https://www.youtube.com/watch?v=45GVOUVisI4


続く・・ (`・ω・´)  

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

〇 九州・大観望会(星宴)2022、SP1 ☆ [星祭り・イベント等]

〇 九州・大観望会(星宴)2022 ☆4
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2022-10-22

10月1日、17時~
天文ハウス・TOMITA(トミタ)主催

熊本県阿蘇郡産山村、ファームビレッジ産山
http://farmv.ubuyama.com/tenmon/
https://www.ubuyama-v.jp/manabi_event/ubuyamatemmondai/oshirase_event/1291.html

天候もまあまあ恵まれ、盛況でした。参加人数100人超。
同会場では、3回目の開催です。


IMGP8409ms.jpg


さて、星祭りetc 機材論・・

多くの星祭りでは、巨大な望遠鏡が立ち並び、壮観な眺めですが
その多くは、星祭り専用の望遠鏡 ※1であり、普段の観測観望
・撮影等で使われるものではありません。


普段、移動で使用する望遠鏡等は、やはり機動性の高い、
小中口径 (5 ~13cm クラス) が大部分となります。

また、操作もより簡便化されたものが重宝されます。

上記のような、10㎝クラスのEVスコープも、
視野に入ってきた感じです。


モノつくりの本質&目標は、「 使いやすさ 」

最もよい望遠鏡とは、最もよく使う望遠鏡 ~ アル・ナグラー
https://www.tvj.co.jp/10shop_televue/02shop_televue.html

・・のように、使用頻度が重要な意味を持ちます。


IMGP8433ms.jpg


会場の片隅に佇む、タカハシ、FSQ-85 +P2 赤道儀システム
撮影機材は、ZWO 等のCMOSカメラ etc

移動用の機材として、定番中の定番でしょう。

短時間撮像システムを構築すれば、1晩で多くの成果が
期待出来ます。


また、コンパクトな機材は、その他で使用するスペース・時間等
に余裕を持たせるので、観測観望・撮影周辺のアメニティが充実します。

食事+暖かい飲み物(コーヒー紅茶、スープ etc)

これらの充実は、素晴らしい想い出になる事も多いものです。


※1

星祭り専用の望遠鏡とは、一般ギャラリーに楽しんでもらう etc
の意味合いもありますが、最近充実している電子観望・観測
スタイルの方が、より効果的な場合もあります。

EVスコープの普及もあり、星祭りetc 機材論も、今後いろいろ
進化しそうです。


〇 九州・大観望会(星宴)特設サイト
https://www.astroshop-tomita.com/seien-basic

https://twitter.com/Tomita_Seien
https://twitter.com/hashtag/%E6%98%9F%E5%AE%B42022?src=hashtag_click

(動画等)
https://www.youtube.com/watch?v=45GVOUVisI4


続く・・ (`・ω・´)  

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

〇 九州・大観望会(星宴)2022 ☆4 [星祭り・イベント等]

〇 九州・大観望会(星宴)2022 ☆2
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2022-10-08

10月1日、17時~
天文ハウス・TOMITA(トミタ)主催

熊本県阿蘇郡産山村、ファームビレッジ産山
http://farmv.ubuyama.com/tenmon/
https://www.ubuyama-v.jp/manabi_event/ubuyamatemmondai/oshirase_event/1291.html

天候もまあまあ恵まれ、盛況でした。参加人数100人超。
同会場では、3回目の開催です。


IMGP8436ms.jpg


九州・大観望会 ~ 星宴の会場

日暮れ時の、産山天文台ドームのシルエットは絵になります。
美しい風景です。

産山天文台は、芝生の公園(ファームビレッジ産山)の南端にあり、
南天を中心にほぼ 360度を展望出来る位置にあります。

SQMは、深夜 21.5レベルに達するレベルになります。

(備考) SQM ~ lightpollutionmap (光害マップ) 
https://www.lightpollutionmap.info/#zoom=9.51&lat=32.9900&lon=131.2341&layers=B0FFFFFFFTFFFFFFFFFF


IMGP8431ms.jpg


現在のメイン望遠鏡は、笠井(GS)40㎝ 
リッチークレチアン反射望遠鏡。

(備考)
http://www.kasai-trading.jp/gsrctruss.html

星宴・2022 当日も、星団・惑星 etc の眼視観望で活躍していました。
豊富な光量、シャープな写真&眼視性能です。

3M位の小さなドームに、タカハシ TSA-120含め、豪華2本立てで
運営されていました。

赤道儀は別メーカーの様子です。ドーム内部には、天体写真・
ポスター等で、賑やかに飾られていました。

○ 産山天文台
http://farmv.ubuyama.com/tenmon/


IMGP8443ms.jpg


夜になると、やや雲が増えてきましたが、切れ間から見える
月・木星の美しい姿が眼に焼きつきます。

会場イチの人気望遠鏡は、タカハシ・TOA-130
常にギャラリーが列を成していました。

巨大口径の望遠鏡が溢れる会場でも、なぜかTOAの姿は
光り輝いている感じ? です。


その他、近年急増した電子観望組の競演も楽しめました。

システムの自動化は更に進化し、もはや最先端システムには
一見さんでは付いていけないかも?でした。


屋内会場では、天文講演会等も行なわれていました。

天文リフレクション・山口氏
天文にまつわる講座 etc
https://www.youtube.com/channel/UCFaEzc5Wo-DvhhtrQiJAZ7g


〇 九州・大観望会(星宴)特設サイト
https://www.astroshop-tomita.com/seien-basic

https://twitter.com/Tomita_Seien
https://twitter.com/hashtag/%E6%98%9F%E5%AE%B42022?src=hashtag_click

(動画等)
https://www.youtube.com/watch?v=45GVOUVisI4


続く・・ (`・ω・´)  5週連続・掲載予定!(次回ファイナル)

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

〇 九州・大観望会(星宴)2022 ☆3  [星祭り・イベント等]


〇 九州・大観望会(星宴)2022 ☆2
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2022-10-08

10月1日、17時~
天文ハウス・TOMITA(トミタ)主催

熊本県阿蘇郡産山村、ファームビレッジ産山
http://farmv.ubuyama.com/tenmon/
https://www.ubuyama-v.jp/manabi_event/ubuyamatemmondai/oshirase_event/1291.html

天候もまあまあ恵まれ、盛況でした。参加人数100人超。
同会場では、3回目の開催です。


IMGP8423ms.jpg


今回の望遠鏡(鏡筒)数、約 50台 でしたが
最大口径は、66㎝!

巨大な口径は、他の望遠鏡を圧倒していました。

https://starstructure.com/
製品です。口径比、F3+ ※1

近年、米国で主流の超短焦点・ニュートン反射です。

大口径の割に接眼部が低いお陰で、脚立等も低いもので充分。
比較的安全に観望可です。

オーナーの方は、愛知県から来られた方でした。


IMGP8420ms.jpg


鏡筒先端から見る内部構造は、弩迫力でした。
巨大な主鏡が、奥に見えています。

強い剛性の金属加工で、全重量は200kg前後との事。


夜になると、超大口径パワー全開でした。
月の微細クレーター、木星のフェストーン、白斑暗斑 etc

光量はもちろんの事、シャープネスもかなり鋭く、600倍超の
超高倍率でも充分な像質でした。驚異的な光学性能です。

導入は、最新式の自動導入。短時間で導入可能です。
手動切替も出来ました。

驚く事に、600倍超での手動追尾も容易でした。


※1

F3前後のニュートン反射(ドブソニアン)
米国・Bartels 氏 が有名です。

https://www.pinterest.jp/pin/175077504245152584/

コマ収差補正レンズ等を使用し、かなりシャープな様子です。

F3前後の大口径ニュートン。
既に米国の主流の様子です。口径1M超も少なくありません。

(参考)
https://www.pinterest.jp/pin/321585229642243505/
https://www.pinterest.jp/pin/341781059230890634/


日本においては、okita 氏の60㎝ が有名です。

(参考)
https://okita-tenmon.com/60cmdob/60cmdob.html
http://blog.livedoor.jp/okita_tenmon/

光学系以外は、自作の様子です。


続く・・ (`・ω・´)  5週連続・掲載予定!

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

〇 九州・大観望会(星宴)2022 ☆2  [星祭り・イベント等]

〇 九州・大観望会(星宴)2022 ☆1
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2022-10-02
・・の続きです・

10月1日、17時~
天文ハウス・TOMITA(トミタ)主催

熊本県阿蘇郡産山村、ファームビレッジ産山
http://farmv.ubuyama.com/tenmon/
https://www.ubuyama-v.jp/manabi_event/ubuyamatemmondai/oshirase_event/1291.html

天候もまあまあ恵まれ、盛況でした。参加人数100人超。
同会場では、3回目の開催です。


IMGP8402ms.jpg

IMGP8397ss.jpg

メーカーブースの目玉は、やはり「 タカハシ 」

最高機種 (TOA-130 DEMO ) の性能は素晴らしく、ノーマル機種超の
シャープネス・コントラストを発輝していました。

(プレートに、DEMO刻印があるのが、本物のデモ鏡筒です)


月、木星等、濃淡のグラデーションが素晴らしく、極めて滑らかで
鮮やかな色味は、他の追従を許さないレベルです。

「 惑星スペシャル 」の名に相応しい性能でした。※1


搭載架台は、定番のEM-200

新機種は、従来型と比較し、やや青みを帯びた色合いでした。
優雅な佇まいは、多くのギャラリーを惹き付けていました。

その他、ミューロン180? 、スタベ80mm F10 アクロマート
等の機種も、展示されていました。

新・カタログも沢山用意されていました。
袋綴じ、オールカラー50ページの超豪華カタログです。

(参考)
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2022-01-09
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2022-01-16


IMGP8406ms.jpg

TOA-130 のすぐ横には・・

K氏の6cm+ コレクション (FOA-60、FC-65、五藤 65mm) 
3本が設置され、こちらも興味深い星像を見せていました。

3本共に、小口径とは思えないシャープネスでした。
特に、五藤 65mmは大きめのF値で、余裕の星像でした。


望遠鏡の後ろには、広大な芝生が見えています。
その奥が、メイン会場となっていました。

〇 九州・大観望会(星宴)特設サイト
https://www.astroshop-tomita.com/seien-basic
https://twitter.com/Tomita_Seien


※1
タカハシ、TOA-130

木星の模様は、フェストーンや暗斑・白斑等の
微細構造も見えており、解像度は、口径の限界まで叩き出して
いる様子でした。

2019年・望遠鏡バトルの様子はこちら
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2019-10-12


続く・・ (`・ω・´) 5週連続・掲載予定!

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問
前の10件 | - 星祭り・イベント等 ブログトップ