○ 佐賀武雄・天文祭13th ~2021 ☆1 [星祭り・イベント等]
伝統の星まつり・・
佐賀県立・宇宙科学館(ゆめぎんが)、第13回 天文祭 2021
10月16日(土)開催されました。
https://www.yumeginga.jp/330_observatory/observatory_starfes2021.html
協力:
「スターパーティ in 白木峰」実行委員会、
星の文化館・天文クラブ ティコ、 etc
天空を1廻り超え、13回連続の開催です!
今年は、残念ながら天気に恵まず、夜の大観望会は中止、
夕方、プラネタリウム+天文工作 のみ。
来年の好天が期待されます。
(備考) 第12回 天文祭 2020
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2020-09-05
なお、スターパーティ in 白木峰
http://welovestarparty.g3.xrea.com/
今年の秋は、11月6日(土)
・・となります。好天に期待!
続く・・ (`・ω・´)
☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
○ タカハシ、コンパクト・スコープの系譜 ☆1 [天文宇宙・望遠鏡カメラ全般]
半世紀前・・ 1970年代 ~
信じられない程に汚染された、大都市から逃れた
星見+星野写真用に、各社から、多くのコンパクト
(ポータブル)望遠鏡が開発されました。
最高傑作として名高い、タカハシ・65㎜P型赤道儀。
現在でも、多くの天文ファンを惹きつけています。
軽量・コンパクト設計( 65/500㎜、F7.7 )
-
3枚玉セミ・アポクロマート
高精度・極軸望遠鏡
精密・ウォームギア
モータードライブ
圧倒的なパフォーマンスを有し、当時の小学生も
それなりに使いこなしていました。
設計コンセプトは、古いタイプの補正形式で
F~g、青紫ハロはそれなりに出ます。
反面、月面等は、かなりシャープな像を結びます。
お値段は、当時のビクセン・カートン等、6㎝ 赤道儀より
少々高い程度(5万円 ≒ 現在価値 約 20万円)※1
でした。
1976年頃から、
目的に応じて、鏡筒を交換するシステム化も進み、
より使いやすい望遠鏡となりました。
郊外に、星見+星野写真撮影用途として、本当に使いやすい
システムでした。
天文雑誌広告も、格調あるコピーでした。
その後、1981年、P2赤道儀+2枚玉フローライト(蛍石)
FC-65、の時代となり、より星野(直焦点)写真性能が
向上しました。
500 → 380㎜(F 5.8)レデューサも発売され、
色収差の少ない、当時としてはケタ違いにシャープな星像
を有していました。
やがて、ハレー彗星ブーム(1985-86)が到来します。
1986年、写真用 3枚玉・フローライト(蛍石)
が発売されます。
タカハシ FCT-65
ハレー彗星の接近に備え、※2
フォト・ビジュアル鏡筒の最新設計として開発されました。
65/320mm (F 4.9) → 240mm (F 3.7)
レデューサ使用で、市販の望遠レンズ並みの明るさ。
ノーマルの眼視性能は、究極のシャープネスでした。
(備考)
https://www.cloudynights.com/topic/480330-fct-100-is-here/page-4
____________________________________________________________________
※1
半世紀~50年間で、初任給は 約 4倍に上昇。
(備考) 人事院、国家公務員初任給変遷
https://www.jinji.go.jp/kyuuyo/kou/starting_salary.pdf
※2
FCT-65
実発売は、ハレー彗星最盛期を遥かに過ぎた、1986年6月頃
後日、天文ガイド・インタラクティブ誌において
あまりに短焦点過ぎた為に、完成が遅れた旨が公知されて
います。
続く・・ (`・ω・´)
☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
信じられない程に汚染された、大都市から逃れた
星見+星野写真用に、各社から、多くのコンパクト
(ポータブル)望遠鏡が開発されました。
最高傑作として名高い、タカハシ・65㎜P型赤道儀。
現在でも、多くの天文ファンを惹きつけています。
軽量・コンパクト設計( 65/500㎜、F7.7 )
-
3枚玉セミ・アポクロマート
高精度・極軸望遠鏡
精密・ウォームギア
モータードライブ
圧倒的なパフォーマンスを有し、当時の小学生も
それなりに使いこなしていました。
設計コンセプトは、古いタイプの補正形式で
F~g、青紫ハロはそれなりに出ます。
反面、月面等は、かなりシャープな像を結びます。
お値段は、当時のビクセン・カートン等、6㎝ 赤道儀より
少々高い程度(5万円 ≒ 現在価値 約 20万円)※1
でした。
1976年頃から、
目的に応じて、鏡筒を交換するシステム化も進み、
より使いやすい望遠鏡となりました。
郊外に、星見+星野写真撮影用途として、本当に使いやすい
システムでした。
天文雑誌広告も、格調あるコピーでした。
その後、1981年、P2赤道儀+2枚玉フローライト(蛍石)
FC-65、の時代となり、より星野(直焦点)写真性能が
向上しました。
500 → 380㎜(F 5.8)レデューサも発売され、
色収差の少ない、当時としてはケタ違いにシャープな星像
を有していました。
やがて、ハレー彗星ブーム(1985-86)が到来します。
1986年、写真用 3枚玉・フローライト(蛍石)
が発売されます。
タカハシ FCT-65
ハレー彗星の接近に備え、※2
フォト・ビジュアル鏡筒の最新設計として開発されました。
65/320mm (F 4.9) → 240mm (F 3.7)
レデューサ使用で、市販の望遠レンズ並みの明るさ。
ノーマルの眼視性能は、究極のシャープネスでした。
(備考)
https://www.cloudynights.com/topic/480330-fct-100-is-here/page-4
____________________________________________________________________
※1
半世紀~50年間で、初任給は 約 4倍に上昇。
(備考) 人事院、国家公務員初任給変遷
https://www.jinji.go.jp/kyuuyo/kou/starting_salary.pdf
※2
FCT-65
実発売は、ハレー彗星最盛期を遥かに過ぎた、1986年6月頃
後日、天文ガイド・インタラクティブ誌において
あまりに短焦点過ぎた為に、完成が遅れた旨が公知されて
います。
続く・・ (`・ω・´)
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