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○ 2019・防災論 (地震津波等) ☆1 [地球惑星科学全般]

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毎年、9月1日は、「防災の日」として、日本政府機関等でも
形式的に、防災訓練等を行っていますが・・

南海トラフ・M9 超巨大地震、も近い? 現在は、現実に則した
ものになって頂きたいものです。

■ 内閣府・中央防災会議
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/
http://www.bousai.go.jp/jishin/index.html



平安時代の貞観地震、869年の9年後、関東直下地震。
その後9年後に南海トラフ地震が発生したという経験則から鑑みれば
そろそろという事になります。

南海トラフМ9・超巨大地震

近年中の発生が予想されますが、巨大津波の速報システムは
ほとんど進捗していない印象です。

津波警報改善に関する勉強会・検討会 (気象庁、2011-2012)
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/study-panel/tsunami-kaizen/benkyoukai_kentoukai.html

では、国民の生命(数100万人単位)を左右する問題であるにも関わらず
僅か6回の勉強会・検討会の開催のみで終了しました。

1分を争う、巨大津波警報ですが、定量的警報を出すつもりは無く
組織の解体・再構築が必要でしょう。



地震調査研究推進本部 (日本政府・文部科学省、2017)
https://www.jishin.go.jp/evaluation/
https://www.jishin.go.jp/main/tsunami/17jan_tsunami-recipe.pdf

波源断層を特性化した津波の予測手法(津波レシピ)」は、
地震調査委員会が今後行う津波予測の手順を標準化したもの、

・・とのことですが、速報システム構築迄は、未だ至って居らず

「本番」への対抗措置になっていません。

(備考)

○ 巨大地震の規模、及び津波高の即時推定
http://hajimechan01.secret.jp/mw8.8.htm

海溝型 ・巨大地震の物理的規模 (モーメント・マグニチュード Mw)、
及び津波高の速算 (推定) において、現在の気象庁の計算システムでは、
地震発生後 15分程度とやや時間を必要とする為に、3分 程度以内
に計算が完了する速算 (速報)モデルが必要です。

東海~南海 3連動巨大地震の津波到達最短時間は、地震発生後5分以内
と推測されます。



原子力発電所の耐震基準も、ゆるゆるです。

■ 震源を特定せず策定する地震動に関する検討チーム
http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/yuushikisya/tokuteisezu_jishindo/index.html

統計的確率と比較して、約 100倍も緩い基準です。

○ 基準地震動、シミュレーション +
http://hajimechan01.secret.jp/genpatu-note5i.htm


日本政府等の防災対策、不安要素だらけの様相です・・


続く・・ (`・ω・´)

〇 地球科学メモ
http://hajimechan01.secret.jp/zearth.htm

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