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○ 2020~ 彗星総括 ☆1 [彗星・小惑星・超新星等]

2020年は、久々に彗星の話題が多い年でした。

前半、2019Y4・アトラス彗星、大減光
後半、2020F3・ネオワイズ彗星、増光

対照的な2彗星でした。

atlas2020.03.png


2019Y4・アトラス彗星
http://astro.vanbuitenen.nl/comet/2019Y4

現在は、崩壊後の光度データと、破綻した光度式が残されて
いますが、光度急増期データは、上記のようなものでした。

暫定光度式 m1 ≒ -2.0 + 5log.△ + 40log.r

上記光度曲線は、2020.03 中旬時点のものです。
予想最高光度、何とマイナス28等級、太陽を越えています!
さすがに滅茶々なモノでした。



彗星の光度は、通常の物理現象ですから、
異常な光度上昇には、それなりの理(因)があります。
2019Y4・アトラス彗星は、彗星の核崩壊でした。

幸いにも、此度の彗星騒動?では、天文系雑誌・ネットサイト
が冷静でしたので、光度式、10~15log.r の標準的なものが多く
余計な混乱はありませんでしたが・・



しかしながら、40log.r という理外?な光度式には、
彗星の核崩壊という理由がありました。

やはり、その可能性も予測して、追記すべきだったと思われます。

自身のサイト(はじめちゃん@望遠鏡 ☆2)
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2020-03-07-1

においても、15log.r 予測式を公開していますが。
多くの天文ファンの期待を裏切ってしまったかと思うと
反省しきりです。申し訳ありません。



今後の教訓として。

1・急激な光度上昇は、彗星核崩壊の可能性が高い。
2・太陽接近型(0.05AU>)は、核直径制限あり

→ アイソン彗星 (C/2012 S1)等
http://astro.vanbuitenen.nl/comet/2012S1

(備考) アイソン彗星、消滅の物理的分析
http://hajimechan01.secret.jp/hosi2.5e.htm

を、常に考慮すべきでしょう・・



2020F3・ネオワイズ彗星
http://astro.vanbuitenen.nl/comet/2020F3

は、また後日に・・



続く・・ (`・ω・´)

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
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