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○ シン・天体写真論 ? ☆2 [天文宇宙・望遠鏡カメラ全般]

○ シン・天体写真論 ? ☆1
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2022-01-22

・・の続きです。

月刊・星ナビ 2022.02月号 ・・においての、問題提起。

>「 狭義の写真 」の範疇で撮影されたものを「 星景写真 」
> 露出(シャッター速度・ISO感度など )を変えたり、
> 時間差のある複数の画像を合成するなどの 手法を用い
> たものを「 星景画像 」と定義してはどうかと考えました。

https://twitter.com/Hoshinavi


星景写真に関わらず、「 天体写真 」と呼ばれる画像等
明瞭な区分が必要でしょう。

○ 自然科学写真(天体等)
○ 自由創作画像

・・2つの区分(案)です。


自然科学写真は、撮影手法において、再現性が求められます。
正確な撮影データ等も、提示されなければなりません。

即ち、学術研究写真(学術論文)に近いレベルでの、
説明責任 ※1 も生じます。

「 自己表現 」 とは、やや離れたモノです。
あるがままの自然の姿を、物理的整合性を満たしつつ
写す事が重要です。



自由創作画像は、基本何でもアリ。

「 表現者 」 の思想に従い、あるがままに
元データから自由に創作(画像処理)するのが良いでしょう。
世界の多様性? が大きく広がります。

撮影者(クリエイター)の自己主張。即ち・・
表現したいテーマ等が、明瞭である事が重要です。


fits-1207reona.jpg


○ 自然科学写真(天体等)

シンプルに、FITS ファイル1枚撮りが、
最適でしょう。

即ち、「 記録写真 」  ☆★ 
の立ち位置です。

天文雑誌・フォトコン( 自然科学部門 )

・・の応募においては、fits.file 1枚撮り ※2 を、
そのまま送るだけでOKが宜しいでしょう。
(撮影データは、fits.file、に内包出来る撮像ソフトを使用)

光子データも保存され、測光・測位データとしても
活用出来ます。(短時間露光、1枚撮り)


fits-1207reona2.jpg


レナード彗星 (C/2021A1) 処理例

・カラー → 白黒変換
・反転
・レベル調整

3つの画像処理(例)
https://hajimechan01.blog.fc2.com/blog-entry-174.html

鑑賞写真としては、かなり地味ですが・・
「 わびさび 」 は感じられるかも? 

(備考)
○ 国立すばる画像解析ソフト makalii
https://makalii.mtk.nao.ac.jp/index.html


※1
~ 説明責任

自然科学写真は、撮影手法において、再現性が求められます。
正確な撮影データ等も、提示されなければなりません。

(備考)
○ 天体写真・ガイドライン(案)
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2020-05-08
https://hajimechan01.blog.ss-blog.jp/2020-05-15


※2
天体写真は、自然の創造物です。

予期しない現象の記録(新天体等)が生じたりと、
撮影者の想像を超えて来る事が多々あります。

1枚撮りの美学? は、その想像を超えた場面に居合わせる
事に有るかも知れません。



続く・・ (`・ω・´)

☆ 星の便利帳
http://hajimechan01.secret.jp/hosi.htm
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