○ FOA-76 (ミニ TOA ★) 再考 ☆1 [望遠鏡・レンズ設計研磨]
日本の平均的な気流で、美しいジフラクションリングを形成するのは、
口径 10~12cm 位迄ですが、秋冬シーズン含む、四季通年で無理なく
運用する為には、口径 8cm 位の小口径が良好となります。
(参考) シーイング・スケール
http://www.damianpeach.com/pickering.htm
ところで・・
> 二枚玉フローライトで、TOA 型に肉薄する性能 (60 / 530mm、F 8.8)
> ミニTOAと呼ぶにふさわしい高性能機で、世界的にも類を見ないユニークな
> 望遠鏡に仕上がっています。
>
> 世界最高水準の光学性能を誇ります。口径の5倍の300倍の倍率を掛けても
> しっかりとした像を結ぶので、月・惑星の観察や拡大撮影に最適です。
FOA-60 発売のご案内
http://www.takahashijapan.com/ct-news/news_topics/news_170301_foa-60.html
↑
そろそろ本格観望に使える・・
76 ~80㎜ 「 眼視用高性能 」 アポクロマート望遠鏡。 が欲しいところです。
即ち、スモールシステム・望遠鏡。
○ FOA-76 (ミニ TOA) シミュレーション ☆★
新型・2枚玉、蛍石アポクロマート(76 / 670mm、F 8.8)
http://www002.upp.so-net.ne.jp/bob-k/hosi1.4x6.htm
TOA-130、同等のシャープネス( Poly Strehl ≒ 97 % 前後 )
光学的には、5線(CdeFg、435-656nm)が、エアリーディスクに全て集光する
のが理想です。(幾何光学基準) レイリーリミットを満たす設計です。
タカハシ・オリジナルFOAと違い、通常の2枚玉構成です。新型FOA。
ほぼメンテナンスフリー。
フローライト(蛍石)の相手玉は、低価格・クラウンガラスです。
常用倍率は、
火星、月、近接重星 → 200 ~260 倍
木星、土星 → 160 ~200 倍
(アイピース、2.5mm ~ 4.0mm、TOE etc)
小口径のアドバンテージを、特に生かせる観望対象は、やはり重星でしょう。
美しいジフラクション・リング etc を堪能出来ます。
月面等においても、ハイシャープ&ハイコントラストな像質を楽しめます。
写真性能も、適正なフラットナーの使用で、
視野中心 ~周辺、イメージサークル Φ40 mm、15μm以内です。
(FSQ超のシャープネス)
続く・・ (`・ω・´)
☆ 星の便利帳
http://www002.upp.so-net.ne.jp/bob-k/hosi.htm
コメント 0