○ タカハシ・屈折望遠鏡大全 ☆2 [望遠鏡・レンズ設計研磨]
月刊「星ナビ」2019年10月号
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10813_hoshinavi
特集『全ラインナップ研究「タカハシ屈折望遠鏡大全」』
>「タカハシ」は時代の流れや新技術の確立に合わせて、たくさんの特徴的な
> 屈折望遠鏡を世に送り続けてきました。様々な用途に対応できるラインナップ
> が揃っていますが、これだけ機種が多いとどれを選べば良いのか迷って
> しまいがちです。
>
> タカハシ天体望遠鏡の全ラインナップに精通している直営店のスタッフ・
> 新宿さんが、各製品の特長を案内。眼視用や撮影用など目的に合わせた
>「おすすめ望遠鏡がわかる」フローチャートや「よくある質問集」も
> 合わせて紹介します。
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総力特集10P、星ナビ。
「タカハシ屈折望遠鏡の系譜」詳細版 23p
https://twitter.com/Hoshinavi/status/1175018505973878784
・コンパクト・マルチ2枚玉標準機( FS-60CB / FS-60Q )
・F15眼視用高性能機 ( FOA-60 / FOA-60Q )
・2枚玉標準機 ( FC-76DCU/DS / FC-100DC/DF / FC-100DZ )
・3枚玉眼視用高性能機 ( TSA-120 / TOA-130NS/NFB / TOA-150B )
・4~5枚玉フォトビジュアル ( FSQ-85EDP / FSQ-106ED )
更に、31pに「どれを選べばいいの?」フローチャートも掲載されていますが、
これを見て選ぶのは、かなり難しいです・・
タカハシ、短焦点・アポクロマート望遠鏡が誕生したのが、1981年。
以後、38年間の系譜は、やや迷走してきた感はあります。
鏡筒のラインナップも、もう少しシンプルなのが良さそうです。
或いは、システム概念の進化。
望遠鏡の性能を、シンプルに表現すると。
光学性能 → 眼視・写真共にシャープ
機動性能 → 小型軽量(F値が小さめ)
の2点に集約されると思われます。
上記「タカハシ屈折望遠鏡の系譜」に、2020~ 新・ラインナップ(案)
・・を付加しました。( はじめちゃん・空想ラインナップ )
僅か2種類、小口径、中口径の区分のみです。マルチ高性能機 ☆★。
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小口径・マルチ高性能機、シミュレーション。
FOA-76s(仮称) 570mm (F7.5)
2枚玉・蛍石アポクロマート、低コスト設計です。
ほぼメンテナンスフリー。
まず気になる、写真性能。
専用フラットナーの使用で、
視野中心 ~周辺、イメージサークル Φ40 mm、15μm以内です。
(FSQ-106 ED 超のシャープネス)
周辺光量、95%以上。
FSQ-106ED
https://starbase.hatenablog.jp/entry/2018/11/13/190335
眼視性能。
1.25 inch 天頂プリズム使用で、最適化されます。
ストレールレシオ、約 95%。
CdeF 4線色消し設計。TOA に近いレベルです。
常用倍率は、
火星、月、近接重星 → 170 ~220 倍
木星、土星 → 140 ~170 倍
(アイピース、2.5mm ~ 4.0mm、TOE etc)
小口径のアドバンテージを、特に生かせる観望対象は、やはり重星でしょう。
美しいジフラクション・リング etc を堪能出来ます。
月面等においても、ハイシャープ&ハイコントラストな像質を楽しめます。
続く・・ (`・ω・´)
☆ 星の便利帳
http://www002.upp.so-net.ne.jp/bob-k/hosi.htm
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